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R指定=大人のための漫画評論♪このブログに対するご意見、ご感想も聞かせてください。


by nagomiya_sp

【3月の買い物リスト】

「こみっくパーティ」第5巻   画・犬威赤彦
「こみっくパーティ」第1、2巻 アンソロジー
「センゴク」第3~4巻。     画・宮下英樹
「瀬戸の花嫁」第6巻。     画・木村太彦
「みゆき」第1~12巻。     画・あだち充
「キートン動物記」        原作・勝鹿北星、画・浦沢直樹
「ヘブンズゲイト」        画・門井亜矢
「でじこだにょ」          画・コゲとんぼ
「ヨコハマ物語」第1~8巻   画・大和和紀
「余の名はズシオ」第1巻    画・木村太彦
「羊のうた」第7巻         画・冬目景
「金魚屋古書店出納帳」上下巻  画・芳崎せいむ
「水の誘惑」第4巻。       画・氷室芹夏
「M」                 画・桂正和
「デスノート」第1巻        原作・大場つぐみ、画・小畑健
「エマ」第1巻            画・森薫
「ひぐらしの鳴くころに」      アンソロジー
「みずいろ」第1、2巻       アンソロジー
「うさぎ倶楽部」第3、4巻
「うさぎ倶楽部ジュニア」第5巻
「犬っこ倶楽部」第3、11巻
「さすがの猿飛」第1~3巻    サンデーグラフィック
「うる星やつら」第2~13巻   サンデーグラフィック
「炎トリッパー」           サンデーグラフィック
「治蟲」

ま、まずいぃ~、60冊越えてます! 
これも全部Kさんが上京してきたせいです(爆)
4月こそは自重しよ(汗)
# by nagomiya_sp | 2005-04-01 02:54 | 漫画
『キートン動物記』全1巻_b0026993_2534987.jpg
【タイトル】『キートン動物記』全1巻
【原作】勝鹿北星
【漫画】浦沢直樹
【出版元】小学館
【掲載誌】ビッグコミックオリジナル増刊号
【当時価格】1400円
【初版発行年】1995年
【ジャンル】動物記
【なつかしさ】☆☆
【復刻本】なし
【現在執筆中】「20世紀少年」(ビッグコミックスピリッツ)連載中。「PLUTO」(ビッグコミックオリジナル)月1連載中。
【なごみん的感想】
 1989~93年にビッグコミックオリジナル増刊号に掲載された「MASTERキートン」の番外編で、デジタル彩色を施したオールカラーの豪華本になっています。「MASTERキートン」は全巻持っていますが、番外編が存在していたことを、この本を買うまで知りませんでした(汗)
 人気作家の作品ですが、意外にも現在は絶版になっていて(なんと「MASTERキートン」も絶版らしい)入手困難です。。。と書こうとしたら、アマゾンを検索したら結構ありました(汗)
 でもそれはアマゾンが優秀なだけで、一般の古書店で探すのは苦労すると思います。既にプレミアを付けている古書店もあり、定価より安く、帯が付いていれば、買いだと思います。
 タイトルは「シートン動物記」をもじった動物記になっています。内容は動物漫画とコラム。動物の習性や飼い方等のアドバイスが楽しく書かれています。ただこの作品はおもしろいというより真面目な内容です。ペット業界の問題点に触れている点などは感心しながら読みました。
 もし、この本が復刻されることがあるのなら一点だけ要望があります。
「漢字は総ルビにして子どもたちにも読めるようにしてほしい」ですね。そうして小学校の図書室や図書館に置いてください。きっと子どもたちが目を輝かせながら読んでくれるでしょう。
 原作者の勝鹿北星氏は既にお亡くなりになっているため、この二人がコンビを組むことはもうありません。その点はちょっと残念ですね。
# by nagomiya_sp | 2005-03-31 02:55
3月27日、エンジェルモートday最終日のコスプレ1日
限定デーは凄いことになっていたらしい(@@)
私は冷静にスルーしたので「貧乏だけど心は萌え 」様のブログをご参照ください。
# by nagomiya_sp | 2005-03-28 21:31
『瀬戸の花嫁』現在6巻、以下続刊_b0026993_23545527.jpg
【タイトル】『瀬戸の花嫁』現在6巻、以下続刊
【漫画】木村太彦
【出版元】スクウェア・エニックス
【掲載誌】ガンガンWING’
【当時価格】各580円
【初版発行年】2003年~
【ジャンル】現代版人魚姫?
【なごみん的感想】
 タイトルの「瀬戸の花嫁」。とてもロマンチックな内容を想像して購入したのですが、いい意味で思いっきり期待を裏切ってくれる作品でした(汗)
 まずは表紙を見てください。次に裏表紙を見てください。更に表紙のカバーを外してみてください。この3点を見だけで、この漫画の世界観がなんとなく見えてきます。一口で言ったら現代版人魚姫とでも言うのでしょうが、もう少し詳しく言うと、ハイテンションラブコメ極道ギャグ漫画ですかね!?(笑)
 ネタバレになるので詳しく書きませんが、この手の切り口は過去に読んだ記憶がありません。よくこんなネームを考えましたね、と心から拍手を贈りたい。木村先生の素晴らしい才能を感じさせる作品です。
# by nagomiya_sp | 2005-03-27 23:55 | 漫画
『金魚屋古書店出納帳』上下巻_b0026993_5273178.jpg
【タイトル】『金魚屋古書店出納帳』上下巻
【漫画】芳崎せいむ
【出版元】小学館(少年画報社からの移籍)
【掲載誌】「ヤングキングアワーズ」+書き下ろし
【当時価格】各562円
【初版発行年】2005年
【ジャンル】古本屋物語
【現在執筆中】「金魚屋古書店」が月刊「IKKI」に連載中
【なごみん的感想】
 この本は、少なくとも15年以上の漫画愛好者で、絶版してしまった漫画をわざわざ古本屋を何軒も渡り歩いて実際に探したことのある人じゃないと(・・・もしかしなくても私のような人か?)、その中に描かれた真のおもしろさが伝わらないかもしれません。
 この作品は、漫画を専門とした古書店にまつわるお客さんや店員さんのさまざまなエピソードが、実在する漫画をモチーフに描かれています。
 実は私の作っている雑誌でも古書店の店主さんに本にまつわるエピソードを毎月連載でコラムを書いていただいています。本を買う人、本を売る人には、それぞれなんらかの買う理由、売る(手放す)理由があったりします。それは子どもの頃の本を通じた美しい思い出であったり、いま置かれているやもう得ない事情だったり・・・その理由にはなんらかのドラマがあり、これが実におもしろい。
「その本はなんらかの理由(目を引くところ)があってお客さんに買われたもの」その理由はなんなのか、買い手には永遠にわかりません。でも古本屋には新刊書店にはない、そんななんらかの理由という浪漫を感じずにはいられません。

 ちなみにこの本を読むと、古書店と新古書店の違いがわかります。私はやっぱりどんなに便利だったとしても昔ながらの古書店の方がすきですね。この本を読んで改めて実感しました。

はぅ~、ようやく本来の目的の漫画評に戻しました(汗)
# by nagomiya_sp | 2005-03-25 23:59 | 漫画